巨大な土のうを埋設して砂浜の侵食を防ぐ「
サンドパック(砂袋)工法」による
護岸工事が行われた宮崎市佐土原町の大炊田海岸で
二つの土のうが破れて中の砂が流失しました。
管理する国土交通省は、7月末から8月上旬までに相次いだ
台風による高波に土のうの下の砂が浸食され
土のうが変形したことが破損の原因と見て詳しく調べています。
同省宮崎河川国道事務所によると、海岸1.6キロの砂浜を彫り
約240個の土のう(長さ20メートル、幅4.3メートル、高さ1.5メートル)を
2段重ねに置き、上から大量の砂を被せる工法。
台風11、12号による高波のため、海岸の南側を中心にかぶせた砂が削られ
土のうが露出。 二つの土のうが破れて中の砂がほとんど流出し
別の六つも損傷しました。
同事務所は「
土のうは破損したが、背後の砂浜は高波から守られており
護岸工事の効果はあった」と話しています。
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