今月18日、椎葉村下福良の養殖場で水槽内のチョウザメ約230匹(230万円)が
死んでいるのが見つかってから一夜が明けた19日、
関係者は「
大切に育ててきたのに出荷目前で死んでしまった。ショックが大きい」と
肩を落としていました。
本来、開いている水槽の給水バルブが閉まった状態になっており、
日向署は建造物侵入や器物損壊などの容疑も視野に捜査を進めています。
養殖場は、同村の建築業「
鈴木組」が運営しており、
敷地内の三つの水槽でチョウザメを飼育しています。
同社の鈴木相談役(54)によると、給水バルブが閉まっていたのはこのうちの一つで、
水の循環が止まり酸素不足に陥ったため死んだとみられ、
十数匹は生き残っていました。
前日17日の夕方には、異常がなかったことを管理人が確認しています。
11月には雄の魚肉を初出荷、雌も3,4年後にはキャビアを採取して
出荷する計画でした。
鈴木相談役は「
監視カメラの設置を検討していた矢先の出来事。
ようやく採算ベースに乗ると思っていたのに、悔やんでも悔やみきれない」
と話していました。
日向署では現在、捜査を器物損壊視野に指定して捜査を行っています。
*このチョウザメ大量死のことについては9月19日の記事に詳しい詳細が書かれています。
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