県警は5日、九州初の信号機のない円形交差点「
環状交差点(ラウンドアバウト)」の
運用を日向市上町のJR日向市駅西口交差点で始めました。
一時停止などの規制がなくなり、スムーズに進入、通行できるようになりました。
これまで同交差点は一方通行のロータリーとして運用してきました。
今回の環状交差点運用ではその形状を引き継ぎました。
車は左折して周回路に進入。
時計回りで徐行し、目的の出口で再び左折して交差点を出ます。
県警交通規制課などによると、環状交差点は改正道交法の施行(9月1日)を受け、
従来の一時停止などの規制を廃止。
今後、交差点進入時に方向指示は不要ですが、交差点から出る際に
左折の方向指示を出さなければなりません。
また交差店内を走っている車が進入車より優先されます。
運用開始に合わせ、全国初という太陽光パネルを備えた
「
環状の交差点における右回り通行」の新標識を設置しました。
また、同日は同課と日向署などの関係者がドライバーらに周知を促すチラシを配りました。
環状交差点標識↓
同課によると、環状交差点は全国約30カ所で運用。
通常の交差点で起きる出会い頭や右折車との衝突事故を防ぎ、
信号機がないため待ち時間の減少や停電時に支障がない利点もあるといいます。
宮崎日日新聞 12月6日より抜粋
コメント 0