木城町・比木神社(橋口清文宮司)の夜神楽「神事(かみごと)」は
6日夜から7日朝にかけ、同神社境内でありました。
県指定無形文化財の高鍋神楽(比木神社)を奉納。
今年1年の無事を感謝し、来年に向け
五穀豊穣(ほうじょう)や
無病息災を祈願しました。
拝殿の隣に設けられた斎場で実施。祭典では祝詞を奏上し、
出席者や総代らが玉串を奉てんしました。
その後、男性2足りが一番の「御神楽」を舞いました。神楽鈴と扇子を優雅に
操って厳粛な舞を約1時間にわたって披露。町内外から集まった見物客は
たき火で暖をとりながら盛大な拍手を送っていました。
舞の合間には木城龍太鼓や子ども神楽なども奉納され、総代らによるだご汁や
お神酒の振る舞い、せんぐまきもありました。
東京都町田市から初めて来たという河本義宣さん(74)は「優雅な立ち居振る舞いに
圧倒されました。見物客の多さから、比木神社の夜神楽が地元に古くから
愛されていることが分かった」と話していました。
宮崎日日新聞12月9日より抜粋
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