木城町・中之又鎮守神社(中武春男宮司)の例大祭は、
13日夕から翌14日朝にかけてありました。
町指定無形民俗文化財・中之又神楽三十三番を夜を徹して奉納。
旧中之又小の山村留学経験者や元教諭らも訪れて地元民との
再会を喜び合い、にぎやかな笑い声が山あいに
響き渡っていました。
祭典の後、社殿隣に設けられた舞殿で神楽を奉納。「浦安の舞」では、
山村留学経験者ら4人の女性が優雅な舞を披露しました。
参加8度目となる宮崎日大高3年の田中朱里さんは
「留学時にお世話になった地元の方に
再会できたのがうれしくて、
堂々と楽しく舞えた」と
笑顔を見せていました。
境内や近くの川には手作りの竹灯龍約300個が飾られて会場を温かな
光で包み込み、来場者には、地区で取れた野菜やこんにゃくを煮た
汁物「おきりこみ」が地区民から振る舞われました。
日向市から訪れた写真愛好家、家森忠雄さん(70)は「地域を挙げて古里を
盛り上げようとする姿に感動した」と話していました。
宮崎日日新聞12月17日より抜粋
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