宮崎市新別府町の市中央卸売市場で5日、
青果、水産物、花卉(かき)の初競りがありました。
同市場と公設地方卸売市場、関連商品店舗との合同の初商式もあり、
参加した市場関係者ら約300人が商売繁盛を祈願しました。
式典では安樂市場長が開市、開店を宣言したのに続き、
戸敷市長が「
東九州自動車道を生かし、大分や鹿児島への流通増加が見込まれる。
食の宝庫としてさらに活気づいた市場にしてほしい」と挨拶。
参加者全員で三本締めをしました。
その後、競りの開始を告げる鐘が会場に響くと、
各競り場で威勢のいい声が飛び交いました。
このうち、水産競り場ではマグロやタイ、カンパチなどが次々に競り落とされていました。
宮崎魚市場の競り人北口さん(42)は「
今年は近海物が多く、価格は例年並み。
若い人にも魚をたくさん食べてもらえるよう、新鮮でおいしい水産物を届けたい」と
話していました。
同日は青果540トン、水産物18トン、花卉17万本を入荷しました。
宮崎日日新聞 1月6日より抜粋
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