青春の思い出胸に社会に貢献誓うー。西都市の県立産業技術専門校
(田村吉彦校長、120人)の電気設備科1期生が3日、
卒業時に同校敷地内に埋めたタイムカプセルを
10年ぶりに掘り起こしました。
仕事などで都合のつかなかった5人を除く1期生15人と当時の担当教員3人が参加。
参加者らは社会人として原点を確認し、各分野での活躍を誓い合いました。
当時、指導に当たっていた岡薗光男さん(68)=宮崎市=が一堀り目を入れると、
参加者らは現場仕込みの手つきでスコップを使いプラスチックのバケツを
掘り起こしていました。
タイムカプセルを開封すると雑誌や写真、お気に入りの音楽を入れた
MDや温泉のポイントカードなど当時の愛用品のほか焼酎などが
登場し大盛り上がりました。
幹事を務めた矢野大樹さん(30)=西都市=は「皆頑張っていることが
確認できたのが良かったです。
仕事で大変なこともあるけど、後輩たちにもいい仲間をつくって社会で
頑張ってほしい」と話していました。
同校は昨年3月までに木造建築、電気設備など4科で計676人を
県内外の企業などに送り出していました。
宮崎日日新聞1月7日より抜粋
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