知人女性に売春させたり、金を脅し取ろうと暴行を加えてけがを負わせたりしたとして、
売春防止法違反や恐喝未遂、傷害の罪に問われた
宮崎市吉村町、無職鶴原被告(21)の初公判は19日、宮崎地裁で開かれました。
鶴原被告はいずれの起訴内容も認否を留保しました。
検察側は冒頭陳述で、女性は2013年6月ごろ、
鶴原被告から生活費15万円などを借り、
それ以降、鶴原被告が弁済や利息などの各目で金の要求を始めたと説明しました。
その要求に応じるため、鶴原被告の勧めでインターネットの出会い系サイトなどで
客を見つけて売春、金を渡すようになったとした上で、「
14年3月から、
金銭要求に応じられない時に被害者を殴る蹴るなどした」
「
犯行当時は毎日9万円の現金を利息名目で要求されていた」などと指摘しました。
起訴状などによると、鶴原被告は当時18~19歳の少年3人と共謀し、
14年11月3日、女性に因縁をつけ、同市内のアパートで「
どうけじめつけんのか。
謝罪金を払え」などと脅迫。
顔を殴るなどの暴行を加え、女性に出会い系サイトで募った7人に各1万円で売春させ、
翌4日にその全額を受け取りました。
さらに同日、女性から金を脅し取ろうと計画し、
同市内の海などで女性の顔を水没させる暴行を加えるなどして、
女性にけがを負わせたとされます。
*1月15日の新聞記事に関連記事が書かれています。
宮崎日日新聞 1月20日より抜粋
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