「第58回全国学芸サイエンスコンクール」(旺文社主催)ポスター部門で、
新富町・富田中1年、上中別府興平君(13)=同町上富田=の
作品が金賞に輝きました。
同部門が2008年に設けられて以来、本県出品者の金賞獲得は初めてです。
上中別府君は「金賞に選ばれるとは思わず、驚きました。
これを励みに構図など技能を磨いていきたい」と
喜びを語っていました。
コンクールは小中高生の研究、アート、文芸活動の奨励と個性の育成を目的として、
1957(昭和32)年から開催されています。同部門・中学生の部には、
ことし国内外から2042点の作品が寄せられ、昨年12月に
入賞作品が選ばれていました。
上中別府君の作品は四つ切り大で、動物保護がテーマ。絶滅が危惧されている
イリオモテヤマネコやニホンカモシカのほか、国内に生息する哺乳類を
写実的に描き、作品タイトルでもある「次の世代にも・・・」との
メッセージを記しています。
授賞式は、3月6日に東京都内のホテルで執り行われ、上中別府君の作品は
同社が刊行する「第58回金賞作品集に掲載されます。
宮崎日日新聞1月20日より抜粋
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