児湯郡市畜連(河野康弘会長)は21日、新富町の児湯地域市場で
蓄魂祭を開きました。
農業、行政関係者ら約160人が出席。家畜の霊を慰めるとともに、
畜産業の発展を祈願しました。
消費される家畜への感謝をささげようと、同畜連が毎年、
市場内にある畜魂碑前で開催。
畜魂碑には、2010年の口蹄疫で殺処分となった2市5町の家畜28万2905頭も
祭られています。
同日は、神事が執り行われ、河野会長(60)や出席団体者らが玉串を奉納。
河野会長は「心配された子牛の価格も大変高値で推移しています。
ただ近隣諸国で口蹄疫が発生しており、二度とあのような惨事が起きないよう防疫を
徹底してほしい」と呼び掛けました。
畜魂祭後には、同市場で食事会が開かれ、出席者は子牛の取引や各農場での
肥育状況などについて意見を交わしていました。
宮崎日日新聞1月24日より抜粋
コメント 0