県内の民生委員や児童委員が社会福祉について学び、活動の充実を
図る第1回県民生委員児童委員大会(県民生委員児童委員協議会、
県社会福祉協議会主催)は17日、
宮崎市のシーガイアコンベンションセンターでありました。県内民生委員ら約600人が参加し、
社会福祉活動に貢献した個人21人への表彰や講演がありました。
主催者を代表して県社会福祉協議会の佐藤勇夫会長が「民生委員、児童委員には地域に
潜在する声なき声をキャッチし、県民が安心して暮らせるまちづくりのため
今後も尽力してもらいたい」とあいさつしました。
長年、地域のために活動してきた民生委員、児童委員に佐藤会長らが賞状を手渡しました。
受賞者を代表し、23年間民生委員を務める同市大瀬町の菊池佳代子さん(74)が
「地域福祉に関わる身としては受賞はとても光栄。
住民にとって身近な相談者として全世代が
安心して暮らせるよう活動したい」と謝辞を述べました。
社会福祉制度政策などが専門で、ルーテル学院大の市川一宏教授=東京都=が
「社会福祉の動向と民生委員児童委員の役割について」と題して講演しました。
他県の生活困窮者の自立を一体的にサポートする施設や高齢者などが
積極的に集まるサロンなどを紹介しました。
(宮崎日日新聞 2月18日 抜粋)
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