小林市が同市の観光施設「
コスモス牧場」を3月末に閉園することが23日、
分かりました。
2012年の休演後、市は運営先の企業や団体を探してきましたが、見つからず、
1995年の開園から約20年にわたり子どもたちに親しまれてきた人気施設が
姿を消します。
閉園することになったコスモス牧場↓
同牧場は同市や安愚楽共済牧場=当時=などが出資する第三セクターの運営で開園。
動物との触れ合いや遊具が楽しめる観光スポットとして人気を集め、
ピークの初年度は37万5千人が来場しました。
しかし、安愚楽牧場の経営破綻に伴うレストラン閉鎖などで来場者が減り、
12年11月から休園し、三セクも同年末に解散しました。
13年4月から市直営で期間限定の営業を再開しましたが、昨年4月から再び休園。
直営で継続しない方針の市は、民間から借地契約を今年3月末まで1年延長し、
運営先を探してきました。
施設の活用に関心を示す企業や団体もありましたが、交渉がまとまりませんでした。
市商工観光課の上別府課長は「
施設を有効活用して観光地として残したいという気持ちが
強かっただけに大変残念」と話しました。
市は建物の解体や土地の造成など原状回復を行う必要があり、
再度、借地契約を1年延長して進めます。
来年度当初予算案に借地料219万円を計上します。
原状回復の費用は現時点で決まっていません。
宮崎日日新聞 2月24日より抜粋
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