都城市高崎町の笛水小中学校(中原和彦校長、22人)の「笛水夏祭り子どもプロジェクト」が
第18回ボランティア・スピリット賞(ジブラルタ生命、プルデンシャル生命など主催)で
奨励賞に選ばれ、生徒らが12日に市役所を訪れて池田宣永市長に報告しました。
同賞は地域でボランティア活動に取り組む中高生を応援するもので、
同プロジェクトはまず九州ブロック賞を獲得しました。
次に各地域のブロック賞40件を集めた昨年末の全国表彰式)大阪に臨み、最高位の
文部科学大臣賞に次ぐ奨励賞(8件)に選ばれました。
同プロジェクトは東日本大震災の被災地支援が目的です。2012年から地域の夏祭りに
「子ども屋台」を出し、手作りの人形やお菓子などを販売しました。
併せて募金活動も行い、益金と寄付金の
全額を福島県いわき市の田人中へ義援金として送っています。地域住民を
巻き込んだ活動によって、地域活性化にも役立っています。
この日は、同プロジェクトを設立した9年生(中学3年生)3人が市長を表敬訪問しました。
受賞について村脇星さん(15)は「被災地の支えになっていると
強く感じられた」と感想しました。
奥菜緒佳さん(15)は「最初は大変だったけれど、ここまでできたことが自分の中で大きい」、
村脇出葵さん(15)は「高校生になってもプロジェクトに
参加し続けたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 2月18日 抜粋)
コメント 0