高鍋町持田の坂本地区(金崎均自治公民官長、60世帯)は、住民が栽培した桜島大根を
持ち寄る品評会を15日、同地区の坂本農民集会所で開きました。
重さや形などを競いつつ親睦を深めました。
公民館行事を側面で支える「なんでんやろ会」(小田善文会長)が2007年から毎年開催しています。
9回目の今年は38点が出品されました。昨年9月に種をまいたものの、その後の台風接近など天候に
泣かされ、今年は20キロを越える大物は出ませんでした。
最も重かった最優秀賞は、間瀬田登さん(67)の14・8キロで、2位に0・8キロの僅差で勝利しました。
白ネギが専門という農家の間瀬田さんは「これまで2、3位はあるが、最優秀は初めて。ネギ用の有機肥料が
大根に効いたかも」と、うれしそうでした。このほか白く輝くような「素肌美人賞」、
形が見事な「ベストバランス賞」、ヒゲ根が多く形がユニークな
「何じゃこら賞」などの部門賞や全員に参加賞が贈られました。
住民は大根を眺めて栽培方法で議論しつつ、酒を酌み交わしていました。
(宮崎日日新聞 2月18日 抜粋)
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