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日南市 日南に津波避難訓練施設 日向はタワー2カ所計画 [日南市]






 日南市は23日、南海トラフ巨大地震などによる津波対策として同市大堂津地区への

複合型避難施設の設置計画を明らかにしました。2015年度当初予算案に

関連予算を計上しました。日向市も15年度当初予算案で

市内2地区への津波避難タワー建設を表明しており、

両市とも16年度に完成する予定です。既に着工している宮崎市などを合わせ、

県内で複合型避難施設や避難タワーの設備を具体的に

計画しているのは5市町となりました。

 日南市が市内初の複合型避難施設を建設するのは、同市大堂津公民館跡地です。

同市危機管理室によると、同地区は海と川に囲まれていることもあり、

津波到達時間までに避難がこんな地域に377人が居住しています。

 避難施設の高さは津波時想定浸水深よりも4メートル高い9・4メートルに設定です。

3階建てで、屋上部分の200平方メートルを緊急避難場所とし、400人が

収容できます。1階は集会所と消防団の車両格納庫、2階は消防団員の

待機場所として利用されます。3階は吹き抜けにして、

津波襲来時の衝撃を軽減させます。

 新年度当初予算には調査設計費4095万円を盛り込みました。同室は「大堂津地区は

海と川から津波が押し寄せる可能性もある。できるだけ早期

に避難困難者の解消は図りたい」としています。

 日向市は来年度、避難困難地域の財光寺、日知屋地区の2地区に避難タワーなどの

津波避難施設を整備します。財光寺地区には市営住宅の

屋外避難階段も1基建設します。

 同市は県発表の南海トラフ巨大地震の被害想定を受け、19年度までに

市内17ヵ所で、タワーや階段などの津波避難施設を整備する方針です。

 関連事業費は約3億6300万円え避難タワー、階段の設計や建設費のほか、今後建設する施設の

地質調査費用なども含まれます。黒木健二日向市長は「施設の設備充実で、防災力を

向上させるだけでなく、ソフト対策の推進も図りたい」と話しました。

 県危機管理局などによると、2市のほかに複合型施設や避難タワーの建設を計画しているのは

宮崎市、延岡市、新富町です。宮崎市は2地区に避難タワー、1地区に複合型施設を建設中です。

延岡は15、16年度に各1地区に避難タワーを整備、新富町も

同年度までに避難タワーと複合型施設の整備を計画しています。

(宮崎日日新聞 2月24日 抜粋)






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