エコツーリズム専門家等が地域を訪れ、助言する環境省の
「エコツーリズム推進アドバイザー派遣事業」が
20日までの2ツ間、高鍋町内でありました。
JTB旅行事業本部観光戦略部長兼JTB総合研究所客員研究員の加藤誠さん(50)
=東京都=が訪れ、地域づくりのこつを伝授しました。
エコツーリズムとは、観光客がその地の自然については詳しい案内人から説明を受け、
環境保全に配慮しつつ自然に触れ、知識を深める活動のことです。
加藤さんは、高鍋湿原や四季彩のむら、持田古墳群、高鍋大師などを1泊2日の
日程で観察。最小日には同町役場で意見交換会があり、町や観光協会などの
関係者8人と観光資源の活用法を考えました。
加藤さんは「エコツーリズムは自然保護を中心とした動きから、地域の伝統的な
生活や食文化など、その地ならではのものを
体験させる領域へ広がっている」と説明。
観光交流を着実に進めるための連携づくりや目的、対象者の絞り方のポイントなどを
示し、「住んでよし、訪れてよしの地域づくりが一番。
その天で、高鍋町が取り組むシニアサーフィン教室やカキ小屋は地元民も観光客も
楽しめ、面白いのでは」と解説しました。
宮崎日日新聞 2月22日より抜粋
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