宮崎市は10月から、市立小中学校全73校の体育館や運動場などの施設を授業以外で住民が使う場合、
使用料を徴収することを検討しています。開会中の3月市議会に条例案を提案します。
可決されれば、1団体1時間ごとに体育館などで最大200円、
運動場で最大100円が必要になります。
市文化スポーツ課によると、県内の自治体では学校の体育施設の使用料を徴収することが一般的です。
しかし、市は無料としており、2011年度の事務事業外部評価(事業仕分け)の
中でも徴収を促されていました。
徴収を想定しているのは各学校の運営協議会に登録している団体です。1団体1時間当たりの使用料は、
体育館、武道館、武道場が、高校生以下の子どもを含む場合100円、
子どもを含まない一般は200円です。運動場が
子どもを含む場合50円、一般は100円です。
現在の1年間の経費は、授業以外で使う電気料が約1千万円、人件費や備品費などが約1千万円の
計約2千万円です。この経費をまかなえるように使用料を算出しました。野田一光課長は
「生目の杜運動公園などほかの体育施設でも利用料を徴収している。
受益者負担としてご理解いただきたい」と話しています。
(宮崎日日新聞 2月25日 抜粋)
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