三股町・三股小の5年生81人が、シイタケの駒打ちをこのほど体験しました。
林業に親しんでもらおうと、町内の林業関係者12人でつくる
町林業研究グループが開催。
県産スギを使って手作りしたベンチ6脚も同校に贈呈しました。
児童たちはシイタケ生産者から説明を受けた後、
長さ約1メートルのほだ木を1人1本ずつ受け取り、駒打ちに挑戦。
同グループの会員の指導を受けながら、約20ヵ所に開けられた
穴に長さ2センチほどのシイタケの種駒を入れ、
ハンマーで上手に打ち込んでいました。
ほだ木は各家庭に持ち帰り、来年秋に収穫期を迎えるそうです。
初めて体験したという福永綺音君(11)は
「木を打つ感覚が気持ちよくて楽しかった。
家に持って帰ったら、日の当たらない所に置いて大切に育てたい」と
収穫が待ち遠しい様子でした。
宮崎日日新聞 3月4日より抜粋
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