国富町の太田原保育園(井上智穂園長、64人)で22日、15年前に
当時の園児らが埋めたタイムカプセルを開封しました。
懐かしい品々に対面した参加者たちは、
旧友と当時の思い出話に花を咲かせていました。
5年前に亡くなった故高山美穂園長の発案で2000年4月、同園のグラウンドに埋めました。
「タイムカプセルを開封してほしい」という遺言もあり、子どもたちが
大学生や社会人として新たな一歩を踏み出す15年後に開封しました。
同日は卒園生や保護者ら約30人が約1時間かけてスコップで穴を掘り、タイムカプセルを
見つけ出しました。中にはアルバムや身体測定の記録、当時の子どもたちの
インタビューを記録したカセットテープなどが入っており、
参加者たちは思い出に浸かっていました。
当時の先生を描いた絵を見つけた山崎あこさん(18)=日向学院3年=は
「幼稚園の先生になることが目標。夢がかなったら子どもたちにも
同じようにしてあげたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 2月25日 抜粋)
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