宮崎市佐土原町の那珂小(牧野直樹校長、236人)の1968(昭和61)年度卒業生が
3日、同校にポータブルアンプ1台とマイク2本を寄贈しました。
児童集会や運動会など、広い会場や屋外で使用されます。
同校では毎年、男性の卒業生が本厄を迎える年に「厄払い記念」として記念品を
贈るのが伝統となっており、これまで記念樹や飼育小屋、
図書などが寄贈されています。
同校では約20年間同じアンプを使用しており、古くなっていることから今回の記念品に決めたといいます。
同日は卒業生3人が訪れ、6年の代表児童に記念品を手渡しました。卒業生で現在、
同校のPTA副会長を務める会社員岩崎慎介さん(40)=同町東上那珂=は
「子どもたちの役に立つことができて同級生も喜んでいる。
いろんな場面で使ってほしい」、
放送委員会の清利耀馬君(12)は「優しい先輩たちの伝統が続いてうれしい。
ずっと大切に使いたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 3月4日 抜粋)
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