豚枝肉のカッティング技術を競う全国、九州大会でミヤチク都農工場の職員3人が
最優秀賞に輝き、同工場関係者らを沸かせています。勤務時間外に自主練習に励み、
仲間と技術を高めあって挑んで得た好結果に、3人は
「職場の仲間たちとの練習とサポートのおかげ。
これからも精進したい」と話しています。
快挙を成し遂げたのは、永友隆次さん(33)=同町駅通=と、黒木孝宏さん(23)=同町舟川、
黒木富美さん(46)=高鍋町高=のペアです。昨年10月に都城市であった九州大会の
個人の部で永友さん、ペアの部で黒木さんペアが最優秀を獲得しました。
個人の部については今年2月に群馬県で全国大会があり、
永友さんが11人の中から最優秀に選ばれました。
大会では、豚1頭分についてナイフを使って肉が無駄にならないよう骨を取り除き、
ロースやヒレなどの部位ごとに切り分けます。余分な脂身を取って表面を
整えるなどの技術を競いました。作業時間や使用する道具類などの
衛生面も採点され、3人は職場の仲間たちの協力を
得ながら就業前の自主練習を大会前に約2ヶ月間、
ほぼ毎日続けてきました。
同工場製造二課の河野洋課長(56)は「工場の職員たちの励みにもなり、
うれしい」と評価しました。永友さんは「まだまだ上達したい」と話し、
黒木さんペアは「息ぴったり合わせることができた」と喜びを語っていました。
(宮崎日日新聞 3月14日 抜粋)
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