新富町・上新田中(清水健史校長、109人)は12日、同校で地域住民を講師に招いた
料理講習を初めて開きました。3年生39人が参加してシイタケやピーマン、
サツマイモといった地取れの食材を使った弁当作りに取り組みました。
同校では、昨年度から弁当作りを通して食の大切さを知る「弁当の日」を導入しました。
料理講習は地域とのつながりを深めながら、生徒に食について考えてもらおうと、
町更生保護女性会(高穂京子会長、36人)と町食生活改善協議会
(川澤祐子会長、35人)の協力を得て開きました。
同日は、両会のメンバー10人による指導の下、中学生は「シイタケやピーマンの肉詰め」
「リンゴとサツマイモの重ね煮」など、おかず4品を手作りして、
彩り豊かな弁当を完成させ、屋外で味わいました。
同校の伊藤菜々香さん(14)は「丁寧な指導でとても分りやすく、自分の力できれいに作れた。
高校では今日習ったことを生かし、飽きない弁当にしたい」と話していました。
清水校長は「地域の協力のおかげで子どもたちは貴重な経験ができた。
来年以降も、ぜひ続けていきたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 3月15日 抜粋)
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