四季折々の花木で彩ろうという花守山構想が進む高鍋町の宮崎観光遺跡・高鍋大師で15日、
4回目となる植樹祭「植える・カム!」が開かれました。町内外から約350人が
参加しました。それぞれが抱く思いを苗木に込め、丁寧に手で植えました。
NPO法人・同町観光協会(黒木敏之理事長)主催です。
用意されたのは、アジサイやシモツケ、タニウツギなど5種類の苗木300本です。
参加者は、石像と花木の維持管理費として苗木1本に付き2千円を支払って
花木オーナーの「花守人」となり、昨年待つに整備された遊歩道に
沿って穴を掘り、1本ずつ植えていきました。
高鍋東小6年の黒木鈴香さん(12)はトサミズキを植樹しました。高鍋大師の頂上からは
日向灘や小丸川河口、高鍋の中心街を望むことができ、「町全体を
明るく照らすように咲いてほしい」と話しかけていました。
高鍋大師では今月中、頂上に駐車場が整備され、来年度中には遊歩道に設置された階段の
改良工事や水洗トイレ新設など、ハード整備が一通り完了する予定です。黒木理事長は
「色とりどりの花が咲き誇り、皆が親しみやすい
憩いの場にしたい」と話しています。
(宮崎日日新聞 3月16日 抜粋)
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