五穀豊穣や無病息災などを祈願する国富町の本庄稲荷神社の
初午大祭は3月29日、同神社でありました。
巨大な餅を抱え、歩いた距離を競う恒例の「大力餅運び」が行われ、
町内外からの多くの人でにぎわいました。
「大力餅運び」は、餅と台座を合わせて計約101キロを抱え、
境内に設けられた約20メートルのコースを往復して距離を競います。
一般の部には高校生以上の10人が参加。
参加者は、直径約60センチの紅白の鏡餅を載せた台座を抱え、
歯を食いしばりながら一歩一歩進んでいました。
中には、数分歩くことに成功した女性の姿もあり、
会場に詰め掛けた観客から「頑張れ」「いいぞ」と大きな声援が送られていました。
53メートル80センチを運び、2連覇を達成した香川県丸亀市、
会社員西泰輔さん(21)は「昨年より記録を3メートル伸ばせたので満足した。
来年もぜひ参加したい」と話していました。
約35キロの餅を運ぶ小学生の部門もありました。
宮崎日日新聞 4月1日より抜粋
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