三股町長田の「しゃくなげの森」でシャクナゲの花が見頃を迎えています。
赤やピンク、白、黄、青など色鮮やかな花々が園内を埋め尽くし、
訪れた家族連れやカップルなどを和ませています。
約6ヘクタールの広大な園内には全国から集めた500種類、
約3万本が植えられており、4月いっぱいは見頃だといいます。
来場者は散策路をゆっくりと歩きながら観賞し、
花の甘い香りをかいだり記念撮影したりして楽しんでいます。
夫婦で訪れた新富町下富田の農業、長友万蔵さん(64)は
「初めて来たが、こんなにたくさんの種類がきれいに咲いていることに驚いた。
赤い花が咲く品種の苗木を土産に買ったので、自宅で大切に育てたい」と
喜んでいました。
同園は3年前に病気で他界した池邉紀典さんが1990年に開園。
開園前に池邉さんと一緒に品種を探し回り、
10年かけ同園を整備したという妻の久美子さん(69)は
「シャクナゲは花が大きく魅力がある。
開園から25年もたったと思うと感慨深く、
毎年多くの方に楽しんでもらえてうれしい」と話しています。
入園料:高校生以下 500円 小中学生 300円
お問い合わせ:しゃくなげの森
0986-(54)-1367
宮崎日日新聞 4月6日より抜粋
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