川南町が本年度から導入した住民自治・末端行政組織「自治公民館」に24日、
青色回転灯装備車(青パト)6台が配備されました。町内全6自治公民館で
地域を巡回して防犯などに役立てるもので、同関係者は
「安心、安全なまちづくりに活用していきたい」としています。
青パトはいずれも軽ワゴン車で、青色回転灯のほかマイクとスピーカーを搭載しています。
6台分の費用840万円のうち、ボートレースの売上金で社会福祉活動を
行っている日本財団(東京都)が8割、町が2割を助成しました。
同日に町役場前で出発式があり、日髙昭彦町長や自治公民館長、同財団関係者など
約80人が出席しました。高鍋署の河野俊一署長が「地域の実情に応じて
地域で地域を守る活動を心強く感じる」と期待の言葉を述べていました。
青パトは各公民館に配備され、講習を受けた地域住民が子どもの通学の
見守りや行方不明になった高齢者の捜索などに使います。
同町自治公民館長会の松浦峻男会長(73)は「いろいろな活用方法が考えられ、
勉強しながら活動していきたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 3月25日 抜粋)
コメント 0