2016年春に世界最高峰エベレスト(8848メートル)登頂を目指す綾町の登山家、
立花佳之さん(52)の講演会が22日夜、同町の綾てるは図書館でありました。
約40人が参加し、14年のヒマラヤ遠征の様子やエベレスト登頂に
向けた今後の活動などを報告しました。
立花さんは、14年10月のヒマラヤ遠征で登頂に成功した
アイランドピーク(6160メートル)登山を、
映像に交えながら説明しました。
会場の大型スクリーンを使って、切り立った氷壁を1歩ずつ登る様子や
頂上にたどり着いた瞬間などを紹介しました。
また、今秋に標高世界第6位の山「チョー・オユー」(8201メートル)に挑戦します。
高度順応などを行った後、16年2月にエベレスト遠征へ出発し、同5月に
エベレスト登頂を目指すことを報告しました。立花さんは
「現地の強力なスタッフ、綾町を始めとする多くの人に支えてもらっている。
エベレストには万全な準備で臨みたい」と抱負を語りました。
立花さんは北九州市出身です。学校教諭を早期退職しました。11年には
同町へ移住し、登山に向けたトレーニングに励んでいます。
(宮崎日日新聞 4月24日 抜粋)
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