中心市街地に道の駅建設を計画している串間市の野辺修光市長ら6人が4月30日、
宮崎市にある国土交通省宮崎河川国道事務所を訪れ、国交省に
「道の駅一体型整備」の要望書を提出しました。
野辺修光市長は竹林秀基所長に「串間の顔である中心市街地に観光客を呼び込み、
市の活性化につなげたい」と訴えました。
串間市は学識者や住民代表らと協議を重ね、今年3月に
中心市街地まちづくり基本計画書を策定しました。
同書は串間発展のために、地場産品販売所、観光情報発信、防災機能などを
備えた道の駅が不可欠と示されています。
市は厳しい財政を踏まえ、地場産品販売所などは市、トイレ、
駐車場が整備する「一体型」での建設を目指しています。
会談で、総務省から同市へ派遣されている矢後雅司地方創生特命部長は
「道の駅は地方創生の核になる。成功事例を勉強しながら、
串間ならではの道の駅を造りたい」と話しました。
串間を何度も訪れているという竹林所長は「串間の優れた食、都井岬、
幸島など優れた地域資源を発信するためにも、連携して
取り組んでいきたい」と伝えました。
今後のスケジュールは未定です。会談後、野辺市長は
「東九州自動車道日南-志布志開通後のストロー現象を防ぐためにも
道の駅が必要。5、6年後の完成を目指したい」と話しました。
(宮崎日日新聞 5月6日 抜粋)
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