宮崎市高丘町麗地区に残る武家住宅や武家門などを巡る
「高岡歴史探訪」(高岡交流プラザ主催)は16日、同地区でありました。
町内外から約30人が参加し、江戸時代に薩摩藩の武士団が
住んでいた地域を見て回りました。
高岡の歴史を広く知ってもらおうと初めて企画しました。
参加者は、高岡まちづくり委員会委員長の岩切寛司さん(68)の案内で、
江戸時代の武家門で指定有形文化財「河上家武家門」や
「長野家武家門」などを散策しました。
「武家門は観音開き門で禄高(ろくだか)80石以上の
武家に許された」などと岩切さんから説明を受けると、
参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。また、2006年に
市高岡町総合支所の東隣へ移築された武家住宅も見学しました。
同町高浜、無職村中武さん(65)は「高岡に住んで10年になり、
町を知るために参加した。武家門などを巡って約400年の
歴史を感じることができた」と話していました。
(宮崎日日新聞 5月17日 抜粋)
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