美郷町の幼小中一貫教育校「美郷北学園」(釘宮剛校長、108人)の
開校記念式典が18日、美郷町北郷の同校でありました。
園児や児童生徒、町関係者、地域住民ら約210人が出席しました。
北郷地区内の幼稚園児から中学生までが同一敷地内で勉学に
励む新たな学びやの誕生を喜び、発展を願いました。
神事の後、尾畑英幸町長らによるテープカット、くす玉割りで式典がスタートしました。
長尾勇町教育長が、町独自の教育を目指し幼小中一貫教育の具現化を
進めてきたこれまでの経緯や狙いを説明しました。
尾畑町長は「町内の木材を使った温かみのある校舎や太陽光発電を完備した最新の
設備を持った教育施設で、環境は県内でもトップレベル。ここに新しい伝統が
築かれていくと確信している」とあいさつしました。
続いて園児や児童生徒による「新たな一歩」をテーマにした合唱などが披露され、
幼稚園児20人、小学生55人、中学生33人が
「新しい学校で頑張っていきます」と声をそろえました。
北郷中の卒業生で、国内外で活動する音楽家・伊藤純さんも駆け付け、
迫力ある独唱で花を添えました。
同学園は、北郷中敷地内に、小学校2校を再編して誕生した北郷小と、
北郷幼稚園を設置した施設一体型の幼小中一貫教育校として4月に開校しました。
約7億5千万円かけ小学校棟や幼稚園棟、給食調理場などを新設したほか、
中学校校舎にも大規模改修を施しました。
(宮崎日日新聞 5月19日 抜粋)
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