県内屈指のマグロはえ縄漁基地の川南町・川南漁港では13日、川南町漁協
(溝口吉治組合長)による恒例のクロマグロ(本マグロ)の直売会が始まった。
同町通浜の同漁協直売所「通浜」には、大トロや中トロの切り身がずらりと並び、
多くの買い物客でにぎわっている。
沖縄近海で捕れた310キロと113キロのクロマグロを生で販売。高級すし店で
使われるほどのトロや赤身、中落ちなどが市価の半額近い値段で買えるとあって、
午前10時の開店前から多くの人が詰め掛け、新鮮な切り身を次々と
買い求めていた。
クロマグロは主に築地市場(東京)など県外に出荷するため、県内では
ほとんど出回らないという。地域の人にも気軽に味わってもらおうと、
同漁協が年1回開催している。同漁協の児玉直樹参事は「なかなか手に
入らない貴重な部位ばかり。脂がのった生のマグロを、多くの人に
食べてもらいたい」と話している。
6月14日 宮崎日日新聞より 抜粋
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