今年もきれいに咲きましたー。日南市西弁分の中浦地区住民が
手塩にかけて育てたカンナが、同地区を流れる妻手川沿い
約500メートルを真っ赤に染め上げ一番の見頃を迎えている。
花は霜が降りる12月ごろまで見られるという。
管理を行っているのは、36年前に地元住民によって立ち上げられた
中浦愛好会(坂元信之会長、40人)。普段から、
レクリエーションやスポーツを通じて交流活動を
続けているという同会が、地域美化の一環でカンナを植え始めたのは
約20年前。新芽が出始める春先の施肥や下草抜き、
そして堤防や花周りの草刈りを月1回で協力して行っている。
21日には、近くの広場で観賞会も行われ、同会会長や地区住民ら
30人以上が見事に咲き誇るカンナを見ながら酒を酌み交わした。
坂元会長(55)は「カンナの色鮮やかな花は、
うっとうしい梅雨時季の目の保養になる。
みなさんに見てもらえたら手入れしたかいもある。ぜひ足を運んでほしい」と
呼び掛けている。
宮崎日日新聞 6月13日 抜粋
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