愛知教育大教授が講演
川南町PTA研究大会は28日、同町サンA川南文化ホールであり、日南市・飫肥小の
元校長で愛知教育大の鈴木健二教授(57)が「子どもの感性を育てる」と
題して講演を行った。保護者や学校関係者ら約200人が出席し、
感性豊かな子供を育てるためのポイントを学んだ。
鈴木教授は「感性が一流と二流を分ける」と話し、子どもの感性を養うために
親子で絵本を読むことを推奨。絵本に出てくるクイズを出題しながら
「子どもの『なぜ?』を引き出すことが大切」と言い「絵本は幼児だけのものではない。
親子で活用し想像力を育てれば、相手の気持ちが分かる子どもに育つ」と呼び掛けた。
自然や芸術に積極的に触れるメリットも紹介。また、声の掛け方次第で子どもの
やる気が変化するなど、子どもに接するときの注意点を挙げた。
鈴木教授は「日常的にどんな言葉を投げ掛けているか考えてほしい。親が少し
意識するだけで、子どもは変わってくる」と話していた。
同大会ではこのほか、功労者の表彰や国光原中PTAによる報告活動などがあった。
宮崎日日新聞 6月30日より 抜粋
コメント 0