高千穂保健所(瀧口俊一所長)の本年度運営協議会(会長・内倉信吾高千穂町長)は、
高千穂町三田井の同保健所でこのほどあり、西臼杵管内の町長や警察、
医師ら委員14人が出席しました。自殺対策や健康つくり推進で
実情と対策について情報を共有しました。
同保健所担当者が健康、衛生問題の現状と課題を説明しました。警察庁の統計で
管内の自殺者が2014年は8人だったのに対し、2015年は
1~4月で7人(速報値)と増加傾向にあることを示し、
ゲートキーパーの養成や、精神科医とかかりつけ医の
連携を進めることなど対策を話しました。
また、14年度のBMI(肥満度)が標準より高い人の割合が管内は
27・4%と、県平均を1・3%上回っていることなどを報告しました。
対策として、スーパーなどでのレシピ設置や栄養成分表示などを
啓発をしていくとしました。
このほか、動物愛護、食品衛生推進について啓発を進める方針も確認しました。
韓国で発生している中東呼吸器症候群(MERS)については、
感染が疑われた場合の自治体の対応方法も示しました。
(宮崎日日新聞 7月8日 抜粋)
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