海水浴やマリンレジャーのシーズンを前に海難事故への備えを確認しようと、
東児湯消防組合消防本部(橋重文消防長)は日向海上保安署などとの
合同訓練を6日、高鍋町の高鍋海水浴場で行いました。
夏季の海水浴場開設中に安全監視活動に当たる
NPO法人児湯・高鍋ライフセービングスポーツクラブ(東川泰明理事長)と両機関から
約40人が参加したほか、海保の巡視船きりしまが来航しました。
想定では3人が乗った水上バイクとサーファーが接触して、
乗員が投げ出された水上バイクが無人で漂流し、
救助に向かった別のサーファーも沖に流されたとして、
3者が現場に急行して救助に当たる訓練を行いました。
遭難者をレスキューボートで浜に引き上げたり、きりしまの搭載艇に引き渡すなど、
3種類の訓練を実施しました。波が高く、当初の想定どおりに訓練は
できなかったが、スムーズな連携で救助に当たりました。
橋消防長は「無線連絡で海保との連携を確認できた。訓練のための訓練をせず、
内容を検討しながら有事に備えておきたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月8日 抜粋)
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