河川愛護の意識を育てようと小丸川漁業協同組合(前田和則組合長)は10日、
高鍋町の高鍋大橋下流で水生生物との触れ合い体験を開きました。
高鍋東小(千田洋一郎校長、612人)の1年生110人が参加しました。
ウナギやヤマタロウガニ(モズクガニ)を触ったり、
川に放流したりして生き物や自然の大切さを学びました。
同組合などがウナギ15キロ、ヤマタロウガニ25キロを用意しました。
動く姿を見るのが初めてという児童もおり、
子どもたちは興味津々でした。
水槽の中でぬるぬると動くウナギを触ったり、はさみに注意しながら
バケツの中のカニをつかんだりして楽しんでいました。
岩切優太郎君(6)は「ウナギのおなかに触ったらつるつるしていた」と話していました。
富永麗迦さん(6)は「カニははさみに挟まれそうで
怖かったけど楽しかった」と笑顔でした。
触れ合い後、カニは子どもたちが、ウナギは組合員が川に放流しました。
前田組合長は「川を大事にする気持ちを持ってもらえたらうれしい」と話していました。
放流したウナギとカニは3~5年ほど川で過ごし、海に出ていくといいます。
(宮崎日日新聞 7月15日 抜粋)
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