山岳地帯のコースを駆け抜ける「トレイルランニング」の大会
「第3回霧島・えびの高原エクストリームトレイル2015」(実行委主催)は19日、
えびの市のえびの高原などで開きました。
全国から参加した約640人のランナーが霧島錦江湾国立公園霧島地域などに設置された、
30、60キロの過酷なコースで健脚を競いました。
大会は霧島・えびの高原に広がる自然の魅力や、アウトドアスポーツによる
交流人口の拡大を目的に実施しました。国立公園内を走ることができる
珍しいコースで、国内最高峰の大会「ウルトラトレイル・マウントフジ」の
参加資格ポイントを九州では最も得られる大会となっており、
関東や九州など全国各地から愛好家が参加しました。
両コースとも約千メートルの高低差があるうえ、
当日は雨が降る厳しいコンディションとなったが、ランナーは5月に
立入り規制が解除された硫黄山周辺や、六観音御池など
自然の美しさを満喫していました。
30キロの部に参加した横浜市港北区の会社員石塚康夫さん(42)は
「初めての参加で足場も悪く本当にきつかったが、
約6時間かけて完走した達成感はすごい。少しだけ見ることができた
自然の風景も美しかった」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月22日 抜粋)
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