小林市本町の商店街にあった井戸端会館跡で、同市や高原町の30代の若者4人が、
ドライフルーツや野菜の直売所、ダイニングキッチンなどの
複合施設「47LYNX(キャラントセットランクス)」を7月から運営しています。
今後は店内コンサートなどを企画し「商店街に人が集まる仕掛けを
つくりたい」と意欲をみせていました。
同士須木でドライフルーツを生産する「徳永農園」代表の徳永篤さん(33)が、
商店街に直売所の出展を考えていたが、家賃負担が重く1度は諦めていました。
高校の同級生の大出水達也さん(32)=同市南西方=が、
山根愛弓さん(30)=高原町=と地下で
働いていた雑貨とカフェ「LEJITTO」の1階にあった
井戸端会館が無くなると分かり、家賃を軽減するために
共同で借りることになりました。
5月から準備に入り、初期投資を抑えるため内装の一部は自分たちで手掛けました。
店舗には徳永農園の営業担当の鸙野裕貴さん(32)=同市細野=も立ち、
ユズやマンゴーのドライフルーツや、手作りのフルーツジュースや
ジェラート、市内の農家が持ち込んだ野菜を直売しています。
ダイニングキッチンでは、地元の食材を使った500円ランチのほか、
夜はお酒に合わせた食事を楽しむことができます。
徳永さんは「子どものころは、商店街はたくさんの人でにぎわっていた。
若い世代が力をあわせて市内外から人を呼び込み、商店街を
盛り上げていきたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月23日 抜粋)1
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