延岡市北浦町・北浦小(竹原哲郎校長、150人)で18日、
学校行事「ふるさと登校日」がありました。
児童が自分の暮らす地域の公民館など6ヶ所に行き、住民から
漁で役立つロープの結び方やすし作りなどを学びました。
この行事は共同作業を通じて地域を愛する子どもを育てようと3年前から
実施しています。2年前の旧北浦小宮野浦分校の閉校の際
「地域に学校がなくなっても年に一度は子どもの声が聞きたい」と
住民から要望があったため、本年度から土曜授業として
学校の外で公開授業を行うことになりました。
同日は前半、それぞれの会場で同校教諭が授業を行い、同行の
校歌を歌ったり教科書の音読をしたりしました。
市振公民館では後半、児童43人や保護者らが水産加工会社代表、
林一成さん(64)を講師に、地取れマイワシの魚ずし作りを体験しました。
児童らは酢水をつけた手で、すし飯を俵状に握り、酢
で締めたマイワシを乗せていきました。
6年の森銀司(11)は「魚ずしを作ったのは初めて。出来上がったすしは、
ばあちゃんと食べる」と話していまいした。
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