県政や地域の課題について河野知事と市町村長が話し合う「円卓トーク」は、
新富町役場でこのほどありました。西都児湯地域の
1市5町1村の首長が参加しました。
「観光振興」「口蹄疫ファンド終了後の地域振興」など
5つのテーマについて意見を交わしました。
その他のテーマは「地域包括ケアシステムの構築」「人口減少対策」
「防災情報の共有」です。そのうち観光振興では、
小澤浩一高鍋町長が「地方創生を推進する源となる。県単位で周遊性を考え、
周辺市町村が足並みをそろえなければならない」と提起しました。
黒木定蔵西米良村長は「海外観光客が西米良で『爆買い』はできない。
すべての観光地を一緒くたにはできない。
観光客の目的に応じたすみ分けが必要」と指摘しました。
橋田和実西都市長は「西都児湯地域には宿泊施設が少ない。農家民泊などに
連携して取り組んでもいいのでは」と提案しました。
河野知事は「ゆっくりと滞在する中『食べ物がおいしい』
『県民性がいい』と感じられるのが宮崎の魅力です。
これを集客や、地域にお金を落としてもらう仕組みづくりに
活用することが大切」と話していました。
また会場では、土屋良文新富町長らが、本年度で終了する
県口蹄疫復興対策運用型ファンドについて継続や
代替支援を求める場面もありました。
(宮崎日日新聞 7月25日 抜粋)
コメント 0