日南市飫肥の「食べあるき・町あるき」マップを利用して散策する
外国人観光客に応対する際に役立ててもらおうと、
同市の日南振徳高(川上浩校長、657人)1年生は店舗向けの英語案内を作成しました。
引き換えられる商品は同順などを英語でどう答えるかを紹介しており、
約40店舗分が冊子としてまとめられ各店舗に配布されています。
生徒たちは英語授業で道案内の表現を学習しています。
教科書ではなく「本物の教材」である同マップを使った授業に取り組みました。
案内を作成したのは道の駅「酒谷」以外の41店舗分です。
外国人観光客が同マップ掲載の店舗について訪ねてくることを想定し、
英語での受け答えをまとめました。
同地区外から通学する生徒も多く、まとめるに当たってインターネットや
電話での聞き取りだけでなく、実際に店舗を訪ねて取材に行く生徒もいました。
22日には同市の小村記念館で贈呈式が行われ、1年代表の7人が飫肥城下町保存会の
郡司事務局長は「今後、大型クルーズ船も続々入港し活用する機会は増える。
皆さんの地域貢献への思いを役立てていきたい」と礼を述べました。
同校によると1年生は今後、実際に担当した店舗に赴き
外国人観光への応対など行う予定です。
経営情報科松浦杏奈さん(15)は
「自分の知識がどれくらい通用するのか試してみたい」と意気込んでいました。
指導した同校英語科の富髙雅代教諭は「授業内で身近な地域について学ぶことで、
学習学習意欲や地元の役に立ちたいという思いが高まったようだ。
今後も活動を通じて地元愛につなげてほしい」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月27日 抜粋)
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