地方創生の地方版総合戦略策定に当たり広く市民の意見を聞こうと、
えびの市は7月28日、市国際交流センターで市民ワークショップを開きました。
一般市民や市内企業、団体関係者ら約50人が参加しました。
初回となった同日は、市の魅力や課題について
意見を出し合いました。
市は現在、人口減少や高齢化問題に対応する目標や施策を決める
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定に向け協議を重ねています。
市民ワークショップでの意見も、パブリックコメントとして
同戦略策定に反映される予定です。
ワークショップは参加者が4~6人ごとに9グループに別れ実施しました。
自己紹介の後、えびのの魅力と問題について討論しました。
参加者からは「水、米がおいしい」「3県の県境にあり立地がいい」などの声が上がる一方、
「農業がもうからない」「旧3町の本当の意味での合併が必要といった
市が抱える問題点も聞かれました。
市は今後も複数回ワークショップを開催する予定です。
今回参加した同市西長江浦、農業平正人さん(47)は「さまざまな立場の人がおり、
新しい意見も聞けて有意義だった。今後のえびのを考える
戦略の一助になれば」と話していました。
(宮崎日日新聞 8月1日 抜粋)
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