中小企業に対する支援強化のため、高鍋町の高鍋商工会議所(増田秀文会頭)と
同町の3金融機関は3日、ネットワーク協定を結びました。情報共有や
連携を図りつつ、中小企業の創業や事業拡大などに、
それぞれが持つ強みを発揮して、きめ細かく効果的に支援していきます。
同日、同会議所で調印式がありました。
参加する金融機関は高鍋信用金庫(酒井義之本店長)、
宮崎銀行高鍋支店(石井和幸支店長)、
宮崎太陽銀行高鍋支店(長野宏太郎支店長)です。
協定では、協議書の会員事業者や各金融機関の取引先事業者に対する
経営相談で連携しました。新規創業や販路・取引拡大、経営の革新・基盤強化、
事業再生などを支援していきます。また、情報交換や研修の開催で
企業を支援する人材育成を目指します。
商議所側は国、とりわけ経済産業省や県、町などの中小企業に対する
補助事業について情報を提供しました。
金融機関側は資金調達の分野で商議所側に協力していきます。
各機関がワンストップで経営相談に応じられる態勢を目指します。
調印式には16人が出席し、各機関の代表が協定書に押し印しました。
増田会頭が「情報共有していることで、経営支援がしやすくなる。
中小企業の方々にしっかりと説明し、経営指導や
支援をしていきたい。意義ある協定になると思う」と話していました。
(宮崎日日新聞 8月4日 抜粋)
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