都農町の夏を締めくくる「つの町民花火大会」は21日、
同町山下明田地区の都農川河口であった。
町民有志らでつくる実行委〈河野章弘委員長)が主催し、
地元企業や町民からの寄付金を基に実施。
約3千発の打ち上げ花火が夜空を彩った。
実行委のメンバーが町内で協力を呼び掛けたり、募金箱を
設置したりして開催しており、今年で11回目に。
午後8時、最初の花火が打ち上げられると、町民の庭や屋上、
沿道で足を止めた人たちから拍手が湧いた。
色とりどりの花火に交ざり、尺玉の大輪が夜空を染めると、
ひときわ大きな歓声。
観衆は約50分間の花火ショーに見入っていた。
家族で見物した都農小2年の赤尾春香さん(8)は「花火が
すごく近くに見えて、音も大きかった。たくさん花火大会に
行ったけど、一番楽しかった」と話していた。
同日は都農川沿いで花火大会に合わせた「川祭り」〈同町
商工会青年部主催)もあり、多くの家族連れでにぎわった。
(宮崎日日新聞 8月28日より抜粋)
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