台湾・高雄市の甲仙国民中の生徒と教員ら17人が、11日まで2泊3日の日程で
西都市を訪問した。市が進める教育旅行誘致の一環で、生徒らは農家民泊や
学校交流などを通じて同市のグリーンツーリズムを満喫した。
生徒12人(男子4人、女子8人)は甲仙国民中の綱引きチームに所属する2,3年生
で、西都市グリーン・ツーリズム研究会(水本明男会長)の会員農家3戸が
宿泊を受け入れ、手作り料理でもてなした。
学校交流では穂北小と妻高を訪問。穂北小では一緒に給食を食べたり、
運動場で綱引きをするなどして親睦を深め、妻高では
浴衣の着付けや弓道など日本の伝統文化を体験した。
また、台湾の生徒らは日本の介護事情を学ぼうと同市の特別養護老人ホーム「三納の里」
も見学。入所者らと交流するなど有意義な時間を過ごしていた。国民中3年の
潘麗玲(ファン・リーリン)さん(14)は「台湾と違って
のんびりとした雰囲気ときれいな空気でゆっくり過ごせた、
また、ぜひ訪れたい」と話していた。
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