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日南市 油津寄港の外国クルーズ船 [日南市]






 日南市は、6~8月に油津港に寄港した外国クルーズ船4回分の直接的な経済効果を

合計で約1億6400万円とはじき出しました。

市職員らが関係機関に聞き取り調査できた実数だけを基に計上してあり、

実際の効果はまだ多いといいます。

同市は、ここまでの受け入れは予想以上の結果とし、定着化による

地域活性策に手応えをつかんでいます。

 聞き取りは「商店街などでの買い物」「バス・タクシー」「観光入場料など」の

7項目に分け、市職員らが市内外の飲食店や観光地、交通関係者らに直接実施しました。

6月29日寄港の「コスタ・ビクトリア」(中国発着、乗客・乗員約2500人)、

7月7日の「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(台湾発着、同約4400人)、

8月16日の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(中国発着、同約6400人)、

8月31日の「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(台湾発着、同約4600人)を対象に調査しました。

 すべての寄港において経済効果が大きかったのは買い物で計9千万円超を計上しました。

油津港での物産共同販売や市内外での観光地のほか、

油津商店街でも一定の消費があり、

菓子類や健康食品、化粧品のほか炊飯ジャーなども売れました。

中国人はお土産用に同じ物を大量購入し、台湾人は

自分用に値が高い物を購入する傾向なども見られたといいます。

 買い物は同じ中国発着でも油津が最終寄港地となった「コスター」の

約1900万円に対し、2・5倍以上の

乗員乗客がありながら最終寄港地ではなかった「クァンタムー」は

1800万円にとどまるなど、寄港地が

最終かどうかが消費に影響したようです。

 「飲食など」は計1400万円超、飫肥、鵜戸神宮など観光地での施設利用や

土産物購入による「観光入場料など」は計840万円超だったが、

いずれも台湾発着の方が投じた額が大きかったといいます。

「バス・タクシー利用」は計2500万円超でした。

 担当する市観光・スポーツ課は「経済効果は予想以上。今後は民間や

地域との連携を深め、持続できる受け入れ態勢を

築きたい」と話しています。

(宮崎日日新聞 9月25日 抜粋)






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