県理容生活衛星同業組合都城市部(堀内正信支部長)はこのほど、
三股町の養護老人ホーム「清流園」で出張理容ボランティア活動を行いました。
同支部の理容師約20人が無料で入所者の髪を切り、
入所者たちは清々しそうにしていました。
全国理容連合会が9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と定め、
2008年から全国一斉に取り組んでいます。
都城市と同町からベテラン理容師がはさみやくし、かいそりなどの道具を持参し
来園しました。入所者たちに笑顔で接しながら、約40人の髪を順番に
手際よく切り、生え際もきれいにそって整えていました。
入所者は毎年心待ちにしているといい、お気に入りの理容師を指名して
世間話で盛り上ったり、気持ちよさそうにじっと目を閉じたりしていました。
散髪してもらった女性(92)はうれしそうな表情を浮かべ
「立派になったかしら」と周囲に聞いていました。
堀内支部長(61)は「みんな店の仕事があるが、入所している方々の
喜ぶ顔が見たくて毎年続けている。これからも元気に
長生きしてほしい」と話していました。
(宮崎日日新聞 9月29日 抜粋)
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