都城市の都城聖ドミニコ学園高(宮川忞校長、184人)と老舗の「菓子処のふくや」
(園田征利社長)は、洋菓子「SunB(サンビ―)タルト」を共同開発した。
ヒマワリをモチーフに女子高生らしい自由な発想が光る一品で、今週中にも同店で販売を始める。
同校は「地産地消」をテーマに地元の店と積極的にコラボ商品を開発しており、
今回は女性キャリアコース3年B組の生徒32人が挑んだ。6月から班ごとにアイデアを出し合い、
茶やサツマイモ、カボチャなど県産農産物を生かしたスイーツを柔軟な頭で考え出した。
複数の候補から同店が採用したのが、同校のシンボルにもなっているヒマワリをかたどったタルト。
カボチャの餡(あん)がたっぷりと中に詰まっていて、ヒマワリ油、種も使用している。
9月の文化祭で試作品350個を販売したところ、生徒や保護者に大好評ですぐに完売した。
パッケージデザインも担当した前田涼子さん(18)は「ほっぺたが落ちるほどおいしい。
初めてのことで難しかったけど、明るい3B(3年B組)らしいお菓子ができた」と
満面の笑みをみせた。
(中西透)
宮崎日日新聞10月5日より抜粋
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