都農町の各地区老人クラブがスポーツを通じて交流を図る
「老人クラブ連合大運動会」(同町老人クラブ連合会主催)は8日、
同町体育館であった。
34地区が小学校区ごとに赤、青、白の3組に分かれて対抗戦。
約500人が頂点を目指して熱戦を繰り広げた。
毎年秋に開催、高齢者が一同に会いするとあって
町の一大イベントとなっている。
過去に一度も中止することなく、
今回で40回目。
閉会式で同連合会の小森豊会長(76)が
「5年、10年と長続きするためにも、
アイデアを出し合って盛り上げて生きたい」と
あいさちした。
球技は2人一組で膨らませた風船を
尻で割る「けつ圧測定」や、
袋に入ったカップ焼酎を
さおに付いたフックで釣り上げる
「だれやめ釣り」など
趣向を凝らした種目ばかり。
ラグビーボールをドリブルしてタイムを競う「人生ボールけり」では、
思い通りに転がらないボールに悪戦苦闘。
それでも息を切らしながらゴールを目指す姿に
会場の大応援団から声援が送られた。
青組みで参加した武田達夫さん(83)=は
「体も気持ちも熱くなった。
若いころのように体は動かないが、
健康に気を付けてずっと参加したい」と
話していた。
(宮崎日日新聞 10月9日 抜粋)
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