串間市の金谷小(木下誠司校長、26人)の「きょしょく」体験はこのほど、
同市漁協荷さがき場などであった。
児童や保護者、教論の約50人が参加。
魚に触れる「魚蝕」、魚を加工、
流通経路を調べる「魚職」、
魚を味わう「魚食」を通じ、
串間の魚文化を肌で感じとった。
魚への知識を深めようと5回目の実施。
午前5時半に集合した参加者はアジ、ウマズラハギ、
タイ、イグスなどが並んだ競りの様子を見学した。
続いていけすに約1万匹入っている養殖カンパチの餌やりを体験。
水しぶきを上げ、踊るように食べる魚に驚きの声を
上げた。
シイラを材料にかまぼこ作りにも挑戦。
同漁協職員、保護者とさばいた後、
すり鉢ですりつぶしし、
かまぼこ工場で約」30分蒸して完成。
カンパチのあら汁、シイラの竜田揚げと一緒に頬張った。
「6年の浅野奈君(12)は「かまぼこ作りは難しかったけど、
楽しかった。
朝早くから多くの人が仕事しているが分かって勉強になった」と
話していた。
(宮崎日日新聞 10月20日 抜粋)
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